メインコンテンツまでスキップ

六十干支と年月日時

天干と地支

まず、天干の10文字と地支の12文字をもう一度確認しましょう。

天干

甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸

こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き

地支

子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥

し・ちゅう・いん・ぼう・しん・し・ご・び・しん・ゆう・じゅつ・がい

年の変化

干支は時間の流れを表すために使います。2019年は「黄金の豚の年」といわれた己亥年でした。己亥も六十干支の一つで、このように年を表します。

2019年が己亥年なら、その翌年はどうなるでしょう。己の次の天干は庚、亥の次の地支は子です。したがって2020年は庚子年です。

さらにその翌年は、庚の次の辛と子の次の丑を合わせ、2021年は辛丑年になります。このように六十干支で年の変化を表せます。

歴史上の壬辰倭乱、丙子胡乱、乙未事変の壬辰・丙子・乙未もすべて六十干支です。それぞれ壬辰年に起きた倭乱、丙子年に起きた胡乱、乙未年に起きた事変という意味です。

月の変化

年だけでなく月も六十干支で表せます。原文執筆時の月は壬午、つまり壬午月でした。次の月は癸未月、その次は甲申月となります。

ヒント

年と同じく、ひと月ごとに天干と地支をそれぞれ次の文字へ進めます。

日の変化

日も干支で表せます。原文執筆日は丁未日でした。その翌日は戊申日、翌々日は己酉日になります。

ヒント

1日が過ぎるたびに、天干と地支をそれぞれ一つ先へ進めます。

時の変化

時刻も六十干支で表せます。たとえば己酉時の2時間後は庚戌時です。時刻の干支は2時間ごとに変わります。

四柱の意味

年月日時はすべて六十干支で表せます。昔は次のように干支を縦に書いていました。

四柱八字

年月日時を表す四つの干支を縦に並べると柱のように見えるため、それぞれ年柱・月柱・日柱・時柱と呼びます。四つの柱なので「四柱」です。また、合計8文字で構成されるため「八字」ともいいます。四柱と八字は同じものを指し、合わせて四柱八字とも呼びます。

四柱と八字は同じものを指す

意味がわかれば難しくありません。自分の四柱とは、生まれた年月日時を四つの干支で書き表したものです。

年柱が変わる時点

年柱はいつ変わるのでしょう。陽暦の1月1日でも、陰暦の正月でもありません。二十四節気の一つ、立春の瞬間に変わります。一般に立春は陽暦の2月3~6日ごろです。己亥年から庚子年に変わった2020年の立春は、2月4日午後6時3分でした。

1月1日に「庚子年の新年が明けた」といっても、一般的な表現として誤りとはいえません。年の区切りは取り決めによるものだからです。ただし、四柱推命では立春の瞬間を年柱の境界とします。ここは覚えておきましょう。

月柱が変わる時点

月柱も毎月1日に変わるのではなく、二十四節気を基準に変わります。立春・啓蟄・清明・立夏・芒種・小暑・立秋・白露・寒露・立冬・大雪・小寒の節入りの時刻が境目です。四柱推命を学ぶために二十四節気をすべて暗記する必要はありません。

各期間の月支は次のとおりです。

節気の期間月支(月柱の地支)
立春~啓蟄寅月
啓蟄~清明卯月
清明~立夏辰月
立夏~芒種巳月
芒種~小暑午月
小暑~立秋未月
立秋~白露申月
白露~寒露酉月
寒露~立冬戌月
立冬~大雪亥月
大雪~小寒子月
小寒~立春丑月

節入りの時刻は毎年少しずつ異なり、韓国天文研究院が刊行した万歳暦で分単位まで確認できます。

1年は12か月で地支も12文字なので、立春から啓蟄は常に寅月、啓蟄から清明は卯月、清明から立夏は辰月になります。

一方、天干は10文字なので毎年変わります。ある年の寅月が戊寅月なら、翌年の寅月は庚寅月となります。

日柱が変わる時点

日柱の境界については、鑑定者によって見解が異なります。午前0時とする説と午後11時とする説があります。ここから夜子時・正子時の議論が生じますが、基礎講座では扱いません。

筆者は午後11時を採用します。東洋では伝統的に子の刻の始まりを1日の始まりとし、子の刻は午後11時から始まるためです。午前0時に日が変わるという考え方は、西洋の時間概念が入ってから生じたものと考えています。

時柱が変わる時点

時柱は2時間ごとに変わります。1日は24時間なので、1日に12回変わります。地支も12文字で一致するため、午後11時から午前1時は常に子時、午前1時から3時は丑時です。

時間時支(時柱の地支)
23時~1時子時
1時~3時丑時
3時~5時寅時
5時~7時卯時
7時~9時辰時
9時~11時巳時
11時~13時午時
13時~15時未時
15時~17時申時
17時~19時酉時
19時~21時戌時
21時~23時亥時

天干は10文字で循環するため、時柱の天干は日ごとに変わります。今日の午前1~3時が己丑時なら、明日は辛丑時です。今回の講座はここまでです。

まとめ

  • 六十干支は年月日時の流れを表すために使います。
  • 年月日時の四つの干支を縦に書くと柱に見えるため、年柱・月柱・日柱・時柱と呼びます。
  • 四つを合わせて四柱、合計8文字なので八字とも呼びます。
  • 生まれた年月日時を表す四柱が、自分の四柱です。
  • 年柱は毎年、立春の時刻に変わります。
  • 月柱は年12回、立春・啓蟄・清明・立夏・芒種・小暑・立秋・白露・寒露・立冬・大雪・小寒の節入り時刻に変わります。
  • 日柱の境界には午後11時説と午前0時説があります。筆者キム・ジャピョンは午後11時説を採用します。
  • 時柱は2時間ごと、1日に12回変わります。

動画講座

初心者のための四柱推命 第2回 — 六十干支と年月日時(韓国語)